空海の哲学 徒然草

  • 2020.06.15 Monday
  • 08:26



2冊の本を読んで一番の感想は、
作者お2人、なんとすごい!でした。
今まで新書というのを何冊か読んだことあるけど、
で、結論は?と思うこと多々あり。
この本2冊とも、
よくぞここまで!と思いました。
テレビに出て
ほんとかどうかわからない世界情勢や
経済のことなど、
コメントされている大学教授の方々いらっしゃいますが、
きちんと自分の研究されているのかしらと
思うことありますが。

しかし、空海の哲学の方は
私の頭では難しいことが多くて、
世の中のお坊さんたちもこういうことを
勉強されたのかしら?
高野山に行った時に、
説明してくれたお坊さんに
曼陀羅の説明をお願いしたら、
これは一言では説明できませんのでと
断られたことを思い出しました。


おばちゃん介護道 山口恵以子

  • 2020.02.16 Sunday
  • 10:00
先日の読売新聞の介護の欄に
山口恵以子さんのお母さまの介護のことが出ていました。

おばちゃん介護道という本を出されていると知り
読んでみました。



山口さんの本は、
食堂のおばちゃんシリーズなど
ファンなので、
この本では、ご自身の今までのことも
詳しく書いてあり、
お母さまに対する愛情というか、
母と娘の強い結びつきは感動ものです。
が、中にひとつだけ、
娘として、反対されたことが書いてあり、
これがキョーレツに頭に残りました。
ビューティーコロシアムというテレビ番組、
ありましたよね。
私もよく見ておりましたが、
お母さまもそれを見られて、
86歳にして、美容整形手術を受けたい!と
強く望まれたそうです。
理由は、きれいな顔で死にたいから。
私が山口さんなら、笑って流すでしょうに、
本当に全身麻酔で受けられたそうです。
結果は!
八つ墓村の小竹婆さんが小梅さんになったくらい。
と、書かれているので、
このお二人は双子なので、
ほとんど変わらなかったということでしょうか。
そして、左目がアッカンベーをしたように
なったのだそうです。
それをまた別の眼科の名医に手術してもらったそうですが、
美容整形のお値段と名医の眼科のお値段の
ものすごい違いがはっきりその金額が
書いてあるので、
ビックリたまげた!のでありました。
興味あるお方は、私に聞かれるか、
おばちゃん介護道を
お買い上げください!

もひとつお母さまへの愛を強く感じたとこは、
いつも一緒に入られていたお風呂で
お母さまがウンチをもらされ、
それを手で受けた!と書いてあるところ。
えらいなぁ恵以子さんは!

私の母は施設に入っているので
今はもう一緒にお風呂に入ることはないけど、
果たして私にできるでしょうか?
3月に「いつでも母と」という本を
出されるそうです。
買いますとも!

盤上の向日葵 柚月裕子

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 11:02
盤上の向日葵は、
少し前にNHKBSで放送されたドラマを
見たのですが、
惹きつけられました。
少年時代の上条桂介役の子役さんもとても可愛くて、
青年になってからは千葉雄大さん。
少年時代からずっと応援してくれる先生ご夫婦が
たしか柄本明さんと檀ふみさんでしたが、
涙なくては見れないような悲しい話!
殺人事件なのか死体遺棄事件なのか
事件を追っていく刑事さん2人。
将棋の話なのですが、将棋のことは皆目分からないけど、
殺人事件には興味あり(笑)なのと
千葉雄大さん、可愛いですよね、
毎週楽しみに見たのでした。

て、原作も読んでみたくなりました。



天才的な頭脳を持って生まれてきたのに
環境のせいで、
幼い頃から苦難の人生。
親と周りの人に振り回されて、
人生を失ってしまうって、
余りにもお気の毒。
小説とはいえ、なんだかなぁです。
子供には未来があります。
殺されたり、事件に巻き込まれたりしないよう
周りの大人には責任があると思うのですが、
今や自分が一番大事な人が増えているような。

介護のうしろから「がん」が来た!から関連づけて読みました

  • 2019.11.24 Sunday
  • 10:18
篠田節子さんの本はほとんど読んでいるのですが、
介護のうしろから「がん」が来た!を
出されたと知り、ネットで注文。


読み始めると、
入院中に鏡の背面の校正ゲラ読みをされたと書いてあり、
それは読んでなかったので、中断して図書館に借りに行き、読みました。


DVや薬物中毒などの女性のための施設を
されていた聖女と言われていた人が
施設の火事のため亡くなった。
しかし、彼女は別人とわかる。
いつ、どうして、すり替わったのか?
私の好きな探偵ものみたいで、大変読み応えがありぐんぐん読めました。

もひとつ書いてあったのが、
2014年に舌がんで亡くなった坂東眞砂子さんのこと。
そうでした、私も坂東眞砂子さんの本は
大好きだったので、
眠る魚を読みました。
小説なのだけど、ご自身と重なる長年外国暮らしの
女性・私が舌がんと診断され入院することも
書かれている。
今まで死ぬことなど考えたこともなかったのに
ある日突然に隣にいた死に肩を叩かれる・・・とか
心情が書かれているようでした。
中途で終わっているのが残念。
坂東さんも無念だったことでしょう。
遺作となった短編集も読んでみたいです。

それから車谷長吉さんの忌中も読みました。
短編集なのですが、
殺人、自殺など、死ぬ話ばかり。
最初の古墳の話の中で光市の母子殺人事件のことを書かれていて、
全くもって同感でした。
そして介護のうしろからがんが来た!
ですが、認知症のお母さまの介護12年。
ようやく老健施設にお母さまが入られたと
思ったらご自身が乳がんの診断を受け
聖路加病院に入院、手術される前後のことを
書かれています。
とても明るく前向きな方なんだなぁと思いました。
もひとつ思ったことは、
もしも私が同じ病気になり、奈良県の
病院に入院したとしたら、
同じような治療をしてもらえるのかしら。
地方と東京の有名な大きな病院と
差がないことを祈りたいです。

メインテーマは殺人  アンソニーホロヴィツ

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 10:18
先日読んだカササギ殺人事件の作者が
2冊目を出したというので、読みました。
メインテーマは殺人。




元刑事のホーソーンから、
自分の葬儀を予約したその日に殺された資産家夫人殺人事件の
捜査をする自分を本にしないかと
誘われた作者自身がワトソン役となり、
事件解決までを執筆しながら、の話です。
面白くなかったとは言わないけれど、
ワトソン役が饒舌でありました。
有名な俳優とかいっぱい名前が出てくるが
全然知らない人ばかりなので、
本物なのかどうかわからず。
イギリス人で舞台とかその俳優さんたちのことを
知っていたら、もっと面白いのかもしれません。

かるい生活 群ようこ

  • 2019.10.19 Saturday
  • 10:17
確か去年だったと思うのだけど、
Yahooかなんかで、
作家の群ようこさんが、断捨離をされて
お母さんと弟さんをも断捨離されたという
記事を読んだ。
好奇心にかられて、どの本に書いてあるのか?と
色々、図書館で借りて読んでみたけど
漢方薬や猫のことが多い中
少し書いてあってもはっきりとはわからぬまま。
やっとそれらしい本を見つけました。




最後の方に書いてありました。
絶縁されたようです。
親兄弟との関係は、お金がからむと
他人よりも
よりめんどくさいかもしれませぬ。

群ようこさんの本はさらーっと読めて
好きです。

カササギ殺人事件 アンソニーホロヴィッツ

  • 2019.10.17 Thursday
  • 08:40
「去年、四冠を獲得したというカササギ殺人事件読んだか?」
「読んでないけど、面白かった?」
「まあまあ」
「読む!」
と、言うわけで、
先日、田舎に帰った時に貰って帰り
読んでみました。




作者の名前はよーく知っていました。
いつもテレビで見ている、
刑事フォイル、ポアロなどのドラマの最後に
悲しげな音楽と共に名前が流れますので。

読み出したはじめは、
女性編集者とこの殺人事件の小説が
どう関係しているのか、
戸惑ったのですが、
大好きな名探偵ポアロをどこかイメージさせる
名探偵アティカス ピュントが解決するであろう
カササギ殺人事件にどっぷり浸かりました。
が、上の最後になっても犯人はわからず。
なにこれー?!

急いで下を読み始めたら、
今度は、そのカササギ殺人事件を書いた
すでにアティカス ピュントシリーズ8冊を
書いているその作家アラン コンウェイか死んだとな?!

カササギ殺人事件と
作家殺人事件との二重構造になってました。
中にはミステリーチャンネルでいつも見ている刑事モースなど
沢山のミステリードラマや
名探偵たちのことも書いてあり、
ドラマや小説を
見たり読んだりしているミステリーファンには
より楽しめる本なのでしょう。


夫も大のミステリーファンだけど
途中で犯人がわかるのはつまらん!のタイプ。
最後まで全然わからんかったと言うと
じゃ、読ませてもらおうかな、と言っております。
ちょい、かったるいところもあるけど
まあまあ面白かったです。
さすが四冠!なのかな? (ミステリが読みたい!
週刊文春ミステリーベスト10!
本格ミステリベスト10!
このミステリーがすごい!)

新聞連載小説

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 14:13
新聞は毎日読んでいるけど、
連載小説はたったの1度も読んだことがなかった。
しかし、単行本になっているのを買ってみると、
◯◯新聞連載だったということが多い。
そうか!
新聞で毎日読んでいれば、
わざわざお金を出してその本を買う必要はないってもんだ。

気がついた時に丁度、夕刊の連載小説が始まった。
ちびちび毎日読むのはめんどくさいもんだから
今まで読まなかったので、
毎日切り抜いてためておいて、
あとからまとめて読む方が満足感あるのでは?
それから毎日切り抜いていたのが
2ヶ月分ほどたまったのと
ヒマだったもんで、
昨日、読んでみた。
面白い!
私の好み!

星野智幸さんのだまされ屋さん。
これからどうなるのかわからないので、
同じ作者のほかの本も読んでみようかと
呪文(なんだか怖そうなタイトル)を
借りてきて、読み始めました。



これもなかなか面白そう。

話は変わりますが、
三ツ矢サイダーのくちどけマンゴーが
目下大のお気に入りです。
美味しい!
好みの味!



一度飲んでみてください。

山海記 佐伯一麦

  • 2019.07.26 Friday
  • 13:08
佐伯一麦さんの山海記(せんがいき)を
読みました。





日本一長い路線バスとして有名な
大和八木駅から和歌山県の新宮駅への
バスに乗って、ひとつずつバス停を通りながら、
東日本大震災の時の津波の被害のこと
(作者は仙台在住)
天誅組のこと、明治22年、平成23年の十津川村の山崩れ、川の氾濫のことなどを
丁寧に書かれています。
私も一度乗ってみたいと思ったこともある
バス路線です。
十津川まで3時間、ホテル昴までは
その先まだまだ遠いのが読んでわかりました。
一緒にバスに乗っていた温泉に行く乗客 たちが
えらい遠いなぁと呟く言葉などなど
一緒にそのバスに乗っている気持ちになれました。
雪の中を細い道、沢山の橋を通って延々と続く
バス路線にわざわざ仙台から
二度も乗られた作家さんに奈良県民として
お礼を言いたい気持ちにもなりましたよ。
佐伯さんの本を読むと心が静まるので
これといってストーリーがあるわけでもないのに
何故か好きなんです。
なんとなくこの人は線の細い痩せた方かな?と 想像していましたが、先日テレビに出られていたのを見たら
自分の勘は丸外れでした(笑)


梅雨明けと同時に厳しい暑さ到来。
暑さを避けて、冷房を効かせて愛犬と過ごす夏のため
昨日発売の高村薫さんの本を買いました。





ゆっくりのんびりでいいから
夏を越せますように。

夫の墓には入りませんとモンローが死んだ日

  • 2019.03.12 Tuesday
  • 15:11
新聞の宣伝を見たら読みたくなって
垣谷美雨さんの、
夫の墓には入りませんを読みました。
ある晩、夫が急死。夏葉子は44歳。
これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。
愛人(最後に、ゆすられていたことがわかる)への送金、墓問題、介護の重圧・・・
がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届け!?
婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、
人生逆転小説。

だ、そうですが、
私にはそうかそうか、良かったじゃないのー!とは
思えなかった。
夏葉子さんは44歳、舅は78歳、姑は75歳(だったかな?)
これからの人生を考えれば再婚する可能性もあるでしょうが
義両親と引きこもりの義姉を、夫の死後まだ1年も経ってないのに・・・
それほどひどい舅姑でもないのに・・・
とか、ちょっと引っかかりましたね。
近所の友人は若くして亡くなったご主人の
お母さんと、その後もずっと同居です。
色んなことがあったけど、
子供たちも独立した今では、
朝、おかあさんが部屋から出てこないと
心配になる。
一人になると寂しいものね。と、言っています。
自分ことは棚の上に上げて、
つい、考えてしまいました。




たまたま、先日テレビで少しだけ見て
最後はどうなったのだろうと気になっていた
小池真理子さんの
モンローが死んだ日を続けて読みました。

軽井沢にほど近い、別荘と住宅が混在する
静かな森の一画。2匹の猫と暮らす
59歳の幸村鏡子は、夫を亡くして以来、
心身の不調に悩んでいた。意を決して
クリニックを受診し、独身で年下の精神科医、
高橋と出会う。少しずつ距離を縮め合い
幸福な時を紡ごうとしていた矢先、突然
高橋は鏡子の前から姿を消してしまった・・・。
それぞれの孤独を生きる男女の心の揺れを描いた濃密な心理サスペンス。

ドラマの中でも軽井沢あたりの森や雪の景色
可愛い2匹の猫たち、
暖かそうな薪ストーブの火、
静かに向かい合って食べる食事など
どこか秘密めいた大人の事情があるような
惹きつけられるものがあったのですが
この本、読んで良かった。
深いです。
夫に先立たれたもう若くない女の
どうしょうもない孤独感。
夜ベッドに入ると、氷に閉ざされた何もないアイガー北壁を猛烈なスピードで
落下する恐怖
青いプールの底に漂っている時のような
無音の世界に吸い込まれていく気持ち。
意味もなく涙が流れる。
食欲がなく、眠れない。 少しだけ言葉を変えながら表現される
鏡子さんの孤独・・・
なんかわかるような気がしました。
小池真理子さんの本、久しぶりに読んだのですが
素晴らしかったです。
この2冊の本の主人公は夫に先立たれた妻ですが
この頃は近所でもそういう方が増えて
今朝も立ち話した方は、
主人がいないと風当たりが強かったり
落ち込むことも多いのよ、と言われていました。
昨日は東日本大震災から8年。
気持ちはなかなか明るくなりませんが
前を向いて進んで行きたいものです。

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