ヘタな人生論より枕草子など

  • 2018.08.11 Saturday
  • 08:47

JUGEMテーマ:読書

友人から勧められて、
枕草子のたくらみ(山本淳子)を読んだのですが、
高校時代に古文の教科書に書いてあったそれこそ春はあけぼのと
香炉峰の雪はなど以外は深く読んだ記憶なし。

それが、山本淳子さんによる
「春はあけぼのに秘められた思い」の複雑で深いこと!

中宮定子とその後宮の素晴らしさを描き、
あえて、悲しいことや辛いことははぶいて書いたのだそうです。
そういえば、ブログなどでも、
楽しく充実した自分の生活!だけをアップする人多いですね。
(ナイショですが、私はどちらかというと
その反対のことが書いてあるブログを読むのが好きです。理由は、自分の参考になるのと、考えさせられることがあるということ。決して他人の不幸が好きな訳ではありませんので念の為)
一冊読んだら、同じようなテーマを読みたくなり、
ヘタな人生論より枕草子を読みました





著者、荻野文子さんは 予備校のマドンナ先生として有名な方だそうですが、
すっごく面白かった!
枕草子の訳文(原文はなし)に沿って
千年前に清少納言が書いたことは、
今に通じたことである。
ご自分のまわりにも同じようなことがあると
辛口ながらも、スカッとする文章が書いてあり、
その気持ち良さに猛暑も忘れました。
荻野文子さんって賢い人やなぁ!とダンナに言ったら、
そういえば、昔その人の本かったことあるわ、と
ヘタな人生論より徒然草を本棚から出してきました。
うれしー!

今日からお盆休みの方も多いのでしょう。
高速道路は朝から何十キロもの渋滞とか。
我が家は今年もまた犬の調子が悪く
猛暑の夏をオロオロ過ごすだけ。

老後の資金がありません 垣谷美雨

  • 2018.08.01 Wednesday
  • 11:00
新聞に売れている文庫!と宣伝が何度も出るのと
垣谷さんのファンなのとで
老後の資金がありませんを
老後の資金から買いました(笑)




1200万円あった貯金は、
さやかの結婚で500万円、
そして舅の葬儀と墓で400万円を使い
今や残りは300万円を切ってしまった。
夫が定年したあと、どうやって暮らせばいいのか。
50代の夫婦で、それだけしか貯金のない人って
日本人の何割くらいいるのだろう。
ついさっきのガレットの代金がもったいなく思えてくる(本の帯より)


読み始めるや否や、主人公の後藤篤子にいたく共感。
なんと経済観念のない、頼りない篤子の夫だろうか。
夫の両親も同じく。
共感のあまり、腹が立って眠れなくなりそうだったわ(笑)

篤子はパートを解雇され、
夫までリストラされて、
夫婦揃って職安通い。
ああ、えらいこっちゃーと2/3くらいまでは
ハラハラしながら読んだのですが
最後はやっぱり小説なんだなぁで終わり。
ちょっと物足りない感じでした。


昨日、お葬式に行ったこともあり、
舅の葬儀のことでは、篤子の考え方は
今時としては正解だと思いました。
すぐに燃やす棺桶の値段のこと。
葬儀後にお出しする食事のこと。
和尚さんのお布施や戒名代、お墓のことなど、
何百万円もかかるってすごすぎると思いましたね。
自分のが迫ってきているせいか(笑)
質素にちんまりとお金をかけずのお葬式をするぞー!
って、してくれる人がないかもしれんなぁ。
この本、面白かったですよ。売れるはずです。

坂の上の雲と海軍カレー

  • 2018.07.16 Monday
  • 06:56
遅ればせながら、司馬遼太郎の本を読んでみようと
思った時に思い出したこと。
確か実家の本棚にあったような。
先日、帰郷の折に見てみたら
確か全部で6冊のはずか5冊しかない。
それでも持って帰りました。





読み始めてわかったことは、
しおりが新品(?)というか
最初に挟まっているまんまになっている。





昭和46年の時点でまとめて買って
読まず終いになっていたのではないかなぁ。
多分、父が買ったのでしょう。
大丈夫だよ、お父さん、
娘が読んでいるからね。


日露戦争で兄、秋山好古は陸軍騎兵隊、
弟、真之は海軍で日本国勝利に貢献した
秋山兄弟と正岡子規、松山出身の3人が
主人公の歴史小説です。


昨日は、真之がアメリカ留学の時の
スペインとアメリカの海軍の戦争のところを
読んでいましたら、
広島の友人から海軍カレーをいただきました。





夏は、カレーは作ったらすぐに食べて
一晩置いたりしないように!

食中毒の原因になるそうなので
この夏はカレーも食べれないのか・・・
と、思っていたのが
美味しい海軍カレーを食べれそうです。
ありがとうございます!

親鸞四つの謎を解く、など

  • 2018.06.12 Tuesday
  • 05:31
空海関連の本を読んだら、興味が湧き
五木寛之さんの親鸞2冊(5月30日のブログ)を読みました。
恥ずかしながら、五木寛之さんの小説を
読んだのは初めて。
面白かったです!
情景が浮かび上がり、映画になりそう。
親鸞激動編、完結編と続いているのが
わかり、読み続けました。





これは小説です、と後書きに書いてありましたが、
ストーリーが大変に面白くて、
読んでいて楽しかったです。

それで、梅原猛さんの
親鸞四つの謎を解くも読んでみようと。


実は、三田誠広さんの親鸞を最初に
読んでいたので、五木寛之さんのとは
奥さん(親鸞は当時の僧侶としては珍しい妻帯者でお子さんも沢山いた)のところが
違うなぁと思ったのですが
この、親鸞四つの謎・・・を読むと
三田誠広さんの書かれた親鸞は、梅原さんの説と
よく似ていることに気がつきました。
ちなみに、親鸞の四つの謎とは、

出家の謎
法然門下に入った謎
結婚の謎
悪の自覚の謎
だそうです。

先日の新幹線内での殺人事件(恐ろしや!)の犯人の本棚に親鸞の教行信証が
あったとか?
さすがの親鸞さまでもお許しにならぬ
犯罪では・・・

わが夫、溥儀 と 流転の王妃の昭和史を読み比べてみる

  • 2018.03.24 Saturday
  • 18:14
清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀氏の
わが半生を読んだら、
彼の5番目最後の奥さんが書かれた
わが夫、溥儀も読んだ友人が
麗しい夫婦愛に涙が出た!というので
好奇心丸出しでまたまた読んでみました。




人間改造後の溥儀氏と 李賢淑さん(看護婦さん)が39歳で
56歳の溥儀氏と結婚してから文化大革命の
嵐吹き荒れる中、腎臓がんのため61歳で
元皇帝が亡くなられ、その後のご自分のことを少し
書かれています。
生活能力のない(皇帝だったためが大きいでしょうが
元々不器用な人だったのかも?)溥儀氏との生活は
お仕事もされていて忙しかったでしょうに
お互いを思いやる麗しい夫婦愛だったのだなぁ
最後の数年はお幸せでめでたしめでたしと
思っていたところに
またまた友人からメール。

溥儀氏の弟さん溥傑氏と政略結婚されたとはいえ
波乱と同時に愛に満ちた結婚生活を
送られた、嵯峨公爵の長女だった
愛新覚羅浩さんの流転の王妃の昭和史を
読んだら、
5番目の奥さんの書いていることと全然違う!
こちらの方が俯瞰して書いてあるように
思うとのこと。





なにぃ?
それは大変!とまたまた図書館に走り(ヒマやなぁ)
借りてきたのであります。

とにかく読んでみます。

読みしたら、溥傑夫人は、
大兄(溥儀氏)のことを、
再婚されたがいつの間にか、
またおひとりの生活に戻ってしまわれました。
弟(溥傑氏)一人に送られひっそりと
世を去って行かれた大兄は本当にお気の毒な方でした、
と書かれています。

第五夫人は、
自分がほとんど世話をして(最後の半年はシモの世話もした)
息をひきとる前に弟も駆けつけたと
書いてあります。

どっちがほんまやねん?!と思うけど
関係者全員亡くなっているから真相は
わかりませんねぇ。

わが半生 愛新覚羅溥儀

  • 2018.03.20 Tuesday
  • 13:12
忘れてしまっていた昔の友人から年賀状が来て・・・
と、いう話を先日かきましたが、
何となくメールを交換しているうちに
先日の水曜日、BS3でラストエンペラーの映画をしているのに気がつき、
彼女と一緒に見た映画だったなぁと
懐かしくて見てしまいました。

驚いたことには、覚えていたのはタイトルだけで
中身はすっかり忘れていたこと。
こんなに悲惨なストーリーだったか・・・と
メールしたら、
わが半生を読みなさい。
訳も中身も素晴らしいからと返事があり、
単純ゆえに図書館で借りてきました。




今朝の読売新聞の一面に、
愛新覚羅溥儀さんがソ連抑留中に
所持していた財宝の写真が、モスクワの
ロシア連邦国立公文書館に残されていたそうで
多数のダイヤモンドなどで装飾された 昆虫の形にデザインされた時計二点の
写真が出ていました。
財物は約150点あり、現在価値で約4億円
だそうです。

3歳で皇帝になり、満州国皇帝になり、
ロシアに抑留され、中国に引き渡され収監、
9年後に特赦・・・
時代に翻弄されたラストエンペラーの
半生、雨続きなので読んでみます。

夫と兄から言われることは、
あんたは読むのが早いなぁ。
要するに、主婦としての仕事などしてない証拠でありまする(笑)


読んだ感想は、
ジェットコースターでガーッと上がったと思ったら
恐怖の急降下を何度も繰り返す・・・
あんな感じの目が回るほどの人生だったような・・・。

思えば日本軍は中国の人にも
ラストエンペラーにも罪深いことをしたのですね・・・。

雲と風と 永井路子

  • 2018.03.15 Thursday
  • 15:21
春の陽気を通り越すようないいお天気です。
庭の花も賑やかに咲いてきました。




草引きを始めると際限なくやりたくなるのですが、
今朝は適当に切り上げて、図書館に
行きました。
先日の映画で空海が気になり、
空海の風景を再読。




すると、気になるのが最澄のこと。
最澄の本もあるのでは?と
検索したら、永井路子さんが
雲と風とを書かれていることがわかり
図書館で探すのに、どこにあるのかが
分からない。
図書館の人が2人がかりで見つけてくださいました。





空海からの最澄への気持ちは、
空海の風景からわかる(ような気がする)けど
最澄の気持ちはどうだったのか、
庭のことも気になりながら
春の読書を楽しんでみます。

空海は空と海なので
それに対して雲と風と、と、タイトルを
されたのでしょうか?


読んだ感想 最澄は色白な美丈夫だったようです。
空海は背が低く、ずんぐりしていたらしいので、見かけも違いますが、
性格も違い、
最澄は生真面目な人で、ひたすら仏教の勉強に励む人生だったようですが
桓武天皇が亡くなられた後は
空海との摩擦、仏教界での闘争(?)など、
大変な晩年を送り54歳で亡くなられたそうです。

早すぎですね。ちなみに空海は62歳で
ご入定。 一言で感想を言えば、
空海の風景に比べるとエピソードが
少なく、
1200年も前の人ゆえ、資料が残ってないので書かれるのは大変なことだったと思いました。
比叡山延暦寺、ものすごく広い立派なお寺、
また行ってみたいです。

夫の後始末 曽野綾子

  • 2017.11.30 Thursday
  • 13:41

夫90歳、妻85歳。
夫はある日、崩れるように倒れた。
私はその時から、
覚悟を決めた。

あなたにもその日はやってくる

その日とは、
この本のタイトルにあるように
夫の後始末は妻がする日はそのうち 来る!ということでしょう。





ご夫妻ともいつまでもお元気でご活躍されていると
思っていたのでしたが、
ご主人である、三浦朱門さんが
今年2月3日に亡くなられました。
63年あまり連れ添われたご主人さまの
療養期間とその後の事を書かれています。
倒れた夫を抱えることは、持病もある85歳の
曽野綾子さんができなかったのは無理ないと思いました。
私なんか今でも無理ですもん。
さらりと書かれていますので
読みやすいし、参考にさせていただきたいと思いました。
本音を言えば、先に失礼させて欲しいですけどね。
曽野綾子さんのエッセーはほとんど読んでいるファンの
一人として、これからもお元気で書き続けていただきたいです。


年賀欠礼のハガキが来る季節になりました。
私のとこにも、91歳92歳93歳の母が亡くなりましたので、というのが既に来ています。

友人たちとの話でも義母は来年99歳とか
施設に入っている両親が100まで生きると
仕送りができるか心配になるとか
そろそろ自分の始末を考えないといけないのに、
とか、明るい話題はありません。

日の名残り カズオイシグロ

  • 2017.11.18 Saturday
  • 09:55
英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞と報じられた時から読んでみたいと思いつつ、
時は流れ今年とうとうノーベル文学賞受賞されました。
では!と読んで見ました。



翻訳がまた素晴らしかったです。

カズオイシグロさんが日本語で書いたみたい^_^ バッチリ私の好みでした。
品格ある執事の道を全うせんとして
個人的生活は犠牲にしたスティーブンス。
夕日を見ながらの涙には深いものがあります。
私が知っている限りにおいて、
執事さんというのは
テレビの名探偵ポアロで見るお城のような名家にいる黒服を着ている礼儀正しい

あの人たちのことでしょうね。
執事と横綱には品格を求められるのですね。
私にはないものです。

不死身のひと 村串栄一

  • 2017.09.19 Tuesday
  • 07:51
新聞だかネットだか忘れたけど、
脳梗塞、がん、心臓病から15回生還した男の闘病記というので、
さっそく読んでみました。



読んでいる途中や読み終わったあとで
買うんじゃなかった!と悔しい思いをする本は
時々ありますが、
この本には途中で激しく腹立たしい思いになりました。

何故かというと、
最初から少し思っていたことですが
作者は中日新聞の記者だったのが
途中から東京新聞の記者と書いてある。
東京新聞というと、最近では望月なんとなというけしからん記者がいて
左翼の新聞では?

病気の話はよくも次々にかかるもんやと
思うほど、胃がん食道がん、咽頭がん、舌がんなど確かにすごい。

生きているのは運が良かった
ガンになったのは運が悪いのか、とか
運という言葉が何度も使われているけれど、
少なくてもこの本の中には、ガンにならないための努力のことは書いてない。
酒を飲みタバコを吸い朝帰りの不健康な生活。
それでいて、治療費が高いと。

イギリスや北欧の名を上げて、日本の老人福祉を責めている。

共産主義の人とは考え方が違うのだから、
とは思いますが、
では、あなたの治療のために一体どれだけの税金が使われたのか?と言いたい。
15回(これからもっとよね)の手術入院で
高額医療費、健康保険からどれだけの援助を受けたのか、それは書いてない。
自分が払った分だけ、高い高いと書いてある。
してもらうことは当然と受け止め、
してもらえないことには声だかに要求する。

以前に読んだ与謝野馨さんの
全身がん政治家とはえらい違い。
与謝野さんは政治家だったせいか
ガンの治療費は全額自分で払ったそうです。

考え方が違うといえばそれだけですが、
自分のブログだから自分の思いをはっきり書かせてもらいます。
こんな本かって腹が立った。以上。

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