親鸞四つの謎を解く、など

  • 2018.06.12 Tuesday
  • 05:31
空海関連の本を読んだら、興味が湧き
五木寛之さんの親鸞2冊(5月30日のブログ)を読みました。
恥ずかしながら、五木寛之さんの小説を
読んだのは初めて。
面白かったです!
情景が浮かび上がり、映画になりそう。
親鸞激動編、完結編と続いているのが
わかり、読み続けました。





これは小説です、と後書きに書いてありましたが、
ストーリーが大変に面白くて、
読んでいて楽しかったです。

それで、梅原猛さんの
親鸞四つの謎を解くも読んでみようと。


実は、三田誠広さんの親鸞を最初に
読んでいたので、五木寛之さんのとは
奥さん(親鸞は当時の僧侶としては珍しい妻帯者でお子さんも沢山いた)のところが
違うなぁと思ったのですが
この、親鸞四つの謎・・・を読むと
三田誠広さんの書かれた親鸞は、梅原さんの説と
よく似ていることに気がつきました。
ちなみに、親鸞の四つの謎とは、

出家の謎
法然門下に入った謎
結婚の謎
悪の自覚の謎
だそうです。

先日の新幹線内での殺人事件(恐ろしや!)の犯人の本棚に親鸞の教行信証が
あったとか?
さすがの親鸞さまでもお許しにならぬ
犯罪では・・・

わが夫、溥儀 と 流転の王妃の昭和史を読み比べてみる

  • 2018.03.24 Saturday
  • 18:14
清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀氏の
わが半生を読んだら、
彼の5番目最後の奥さんが書かれた
わが夫、溥儀も読んだ友人が
麗しい夫婦愛に涙が出た!というので
好奇心丸出しでまたまた読んでみました。




人間改造後の溥儀氏と 李賢淑さん(看護婦さん)が39歳で
56歳の溥儀氏と結婚してから文化大革命の
嵐吹き荒れる中、腎臓がんのため61歳で
元皇帝が亡くなられ、その後のご自分のことを少し
書かれています。
生活能力のない(皇帝だったためが大きいでしょうが
元々不器用な人だったのかも?)溥儀氏との生活は
お仕事もされていて忙しかったでしょうに
お互いを思いやる麗しい夫婦愛だったのだなぁ
最後の数年はお幸せでめでたしめでたしと
思っていたところに
またまた友人からメール。

溥儀氏の弟さん溥傑氏と政略結婚されたとはいえ
波乱と同時に愛に満ちた結婚生活を
送られた、嵯峨公爵の長女だった
愛新覚羅浩さんの流転の王妃の昭和史を
読んだら、
5番目の奥さんの書いていることと全然違う!
こちらの方が俯瞰して書いてあるように
思うとのこと。





なにぃ?
それは大変!とまたまた図書館に走り(ヒマやなぁ)
借りてきたのであります。

とにかく読んでみます。

読みしたら、溥傑夫人は、
大兄(溥儀氏)のことを、
再婚されたがいつの間にか、
またおひとりの生活に戻ってしまわれました。
弟(溥傑氏)一人に送られひっそりと
世を去って行かれた大兄は本当にお気の毒な方でした、
と書かれています。

第五夫人は、
自分がほとんど世話をして(最後の半年はシモの世話もした)
息をひきとる前に弟も駆けつけたと
書いてあります。

どっちがほんまやねん?!と思うけど
関係者全員亡くなっているから真相は
わかりませんねぇ。

わが半生 愛新覚羅溥儀

  • 2018.03.20 Tuesday
  • 13:12
忘れてしまっていた昔の友人から年賀状が来て・・・
と、いう話を先日かきましたが、
何となくメールを交換しているうちに
先日の水曜日、BS3でラストエンペラーの映画をしているのに気がつき、
彼女と一緒に見た映画だったなぁと
懐かしくて見てしまいました。

驚いたことには、覚えていたのはタイトルだけで
中身はすっかり忘れていたこと。
こんなに悲惨なストーリーだったか・・・と
メールしたら、
わが半生を読みなさい。
訳も中身も素晴らしいからと返事があり、
単純ゆえに図書館で借りてきました。




今朝の読売新聞の一面に、
愛新覚羅溥儀さんがソ連抑留中に
所持していた財宝の写真が、モスクワの
ロシア連邦国立公文書館に残されていたそうで
多数のダイヤモンドなどで装飾された 昆虫の形にデザインされた時計二点の
写真が出ていました。
財物は約150点あり、現在価値で約4億円
だそうです。

3歳で皇帝になり、満州国皇帝になり、
ロシアに抑留され、中国に引き渡され収監、
9年後に特赦・・・
時代に翻弄されたラストエンペラーの
半生、雨続きなので読んでみます。

夫と兄から言われることは、
あんたは読むのが早いなぁ。
要するに、主婦としての仕事などしてない証拠でありまする(笑)


読んだ感想は、
ジェットコースターでガーッと上がったと思ったら
恐怖の急降下を何度も繰り返す・・・
あんな感じの目が回るほどの人生だったような・・・。

思えば日本軍は中国の人にも
ラストエンペラーにも罪深いことをしたのですね・・・。

雲と風と 永井路子

  • 2018.03.15 Thursday
  • 15:21
春の陽気を通り越すようないいお天気です。
庭の花も賑やかに咲いてきました。




草引きを始めると際限なくやりたくなるのですが、
今朝は適当に切り上げて、図書館に
行きました。
先日の映画で空海が気になり、
空海の風景を再読。




すると、気になるのが最澄のこと。
最澄の本もあるのでは?と
検索したら、永井路子さんが
雲と風とを書かれていることがわかり
図書館で探すのに、どこにあるのかが
分からない。
図書館の人が2人がかりで見つけてくださいました。





空海からの最澄への気持ちは、
空海の風景からわかる(ような気がする)けど
最澄の気持ちはどうだったのか、
庭のことも気になりながら
春の読書を楽しんでみます。

空海は空と海なので
それに対して雲と風と、と、タイトルを
されたのでしょうか?


読んだ感想 最澄は色白な美丈夫だったようです。
空海は背が低く、ずんぐりしていたらしいので、見かけも違いますが、
性格も違い、
最澄は生真面目な人で、ひたすら仏教の勉強に励む人生だったようですが
桓武天皇が亡くなられた後は
空海との摩擦、仏教界での闘争(?)など、
大変な晩年を送り54歳で亡くなられたそうです。

早すぎですね。ちなみに空海は62歳で
ご入定。 一言で感想を言えば、
空海の風景に比べるとエピソードが
少なく、
1200年も前の人ゆえ、資料が残ってないので書かれるのは大変なことだったと思いました。
比叡山延暦寺、ものすごく広い立派なお寺、
また行ってみたいです。

夫の後始末 曽野綾子

  • 2017.11.30 Thursday
  • 13:41

夫90歳、妻85歳。
夫はある日、崩れるように倒れた。
私はその時から、
覚悟を決めた。

あなたにもその日はやってくる

その日とは、
この本のタイトルにあるように
夫の後始末は妻がする日はそのうち 来る!ということでしょう。





ご夫妻ともいつまでもお元気でご活躍されていると
思っていたのでしたが、
ご主人である、三浦朱門さんが
今年2月3日に亡くなられました。
63年あまり連れ添われたご主人さまの
療養期間とその後の事を書かれています。
倒れた夫を抱えることは、持病もある85歳の
曽野綾子さんができなかったのは無理ないと思いました。
私なんか今でも無理ですもん。
さらりと書かれていますので
読みやすいし、参考にさせていただきたいと思いました。
本音を言えば、先に失礼させて欲しいですけどね。
曽野綾子さんのエッセーはほとんど読んでいるファンの
一人として、これからもお元気で書き続けていただきたいです。


年賀欠礼のハガキが来る季節になりました。
私のとこにも、91歳92歳93歳の母が亡くなりましたので、というのが既に来ています。

友人たちとの話でも義母は来年99歳とか
施設に入っている両親が100まで生きると
仕送りができるか心配になるとか
そろそろ自分の始末を考えないといけないのに、
とか、明るい話題はありません。

日の名残り カズオイシグロ

  • 2017.11.18 Saturday
  • 09:55
英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞と報じられた時から読んでみたいと思いつつ、
時は流れ今年とうとうノーベル文学賞受賞されました。
では!と読んで見ました。



翻訳がまた素晴らしかったです。

カズオイシグロさんが日本語で書いたみたい^_^ バッチリ私の好みでした。
品格ある執事の道を全うせんとして
個人的生活は犠牲にしたスティーブンス。
夕日を見ながらの涙には深いものがあります。
私が知っている限りにおいて、
執事さんというのは
テレビの名探偵ポアロで見るお城のような名家にいる黒服を着ている礼儀正しい

あの人たちのことでしょうね。
執事と横綱には品格を求められるのですね。
私にはないものです。

不死身のひと 村串栄一

  • 2017.09.19 Tuesday
  • 07:51
新聞だかネットだか忘れたけど、
脳梗塞、がん、心臓病から15回生還した男の闘病記というので、
さっそく読んでみました。



読んでいる途中や読み終わったあとで
買うんじゃなかった!と悔しい思いをする本は
時々ありますが、
この本には途中で激しく腹立たしい思いになりました。

何故かというと、
最初から少し思っていたことですが
作者は中日新聞の記者だったのが
途中から東京新聞の記者と書いてある。
東京新聞というと、最近では望月なんとなというけしからん記者がいて
左翼の新聞では?

病気の話はよくも次々にかかるもんやと
思うほど、胃がん食道がん、咽頭がん、舌がんなど確かにすごい。

生きているのは運が良かった
ガンになったのは運が悪いのか、とか
運という言葉が何度も使われているけれど、
少なくてもこの本の中には、ガンにならないための努力のことは書いてない。
酒を飲みタバコを吸い朝帰りの不健康な生活。
それでいて、治療費が高いと。

イギリスや北欧の名を上げて、日本の老人福祉を責めている。

共産主義の人とは考え方が違うのだから、
とは思いますが、
では、あなたの治療のために一体どれだけの税金が使われたのか?と言いたい。
15回(これからもっとよね)の手術入院で
高額医療費、健康保険からどれだけの援助を受けたのか、それは書いてない。
自分が払った分だけ、高い高いと書いてある。
してもらうことは当然と受け止め、
してもらえないことには声だかに要求する。

以前に読んだ与謝野馨さんの
全身がん政治家とはえらい違い。
与謝野さんは政治家だったせいか
ガンの治療費は全額自分で払ったそうです。

考え方が違うといえばそれだけですが、
自分のブログだから自分の思いをはっきり書かせてもらいます。
こんな本かって腹が立った。以上。

最近読んだ本

  • 2017.08.15 Tuesday
  • 09:13
世界水泳も世界陸上も終わり、甲子園も
今日は雨のため中止。
朝降っていた雨は止んで晴れてきた奈良県北西部ですが、甲子園は降っているのでしょうか?

前日読んだ、
死の準備教育。




人間に等しく与えられたものは、誰でも必ず死ぬということだそうです。 死があってこそ、人生が完結するのだそうです。
書いてあることすべて、ああ、その通りだなぁとは思うのですが、
死ぬことばかり出てきて、さすがに最後の方は・・・でした。
でも、死ぬことと生きることは等しく考えるべきことだとは思います。




野良犬トビーの愛すべき転生



映画の原作だというので、読んだのですが、
ストーリーは犬好きには魅力的、
ラストも素晴らしいと思ったのですが、
翻訳がお粗末過ぎ。
直訳で、意味不明なとこ多し。
上手に翻訳されていたら、この本もっと
売れるのでは? 映画に期待したいです。


悲しみのイレーヌ。




その女アレックスが話題になりましたが、
カミーユ警部の初登場作にして作者のデビュー作から読んだ方がいいかと買ったのですが、
これがまあ残酷な事件で・・・。
途中にブラックダリアのことが出てきて、
映画でみたかな?と自分のブログを見返したら、やはり、好みでなかったと書いてました。

そして、カーデュラ探偵社
先日の読売新聞に、涼しくなる本が
紹介されていて、その中で唯一、難しくなさそうなのがこれでした(笑)
面白いです!
主人公が人間離れしていて、とっても
魅力的!

翻訳がものすごくうまい!
特に最初のキッド・カーデュラの訳は素晴らしい。
海外の小説ってなにげなく読んでいるけど
翻訳者次第で変わるものなのですね。 昔から私はドラキュラが好きだったので
もっと読んでみたいと思いましたが、この八編しかないそうで残念。
短編で読みやすく、楽しめます。
おすすめです。

読みたい本

  • 2017.05.05 Friday
  • 10:50
夜明けが早くなると目がさめるのも
早くなります。
犬の散歩の後、本屋に行くには早すぎるので
モーニングを食べて、




本を買って帰りました。



新聞の広告で見て、失踪症候群を読んだら、面白い!
私の好みだったので続きの2冊を買った次第。


早速、誘拐症候群を読み始めたのですが、イマイチな感じ。
私はテレビドラマなどでも誘拐事件は
見る気にならない。犯人が卑怯すぎるので嫌い。
この本はきっちり結末つけてくれて
スッキリしますように。
この本も面白そうなので、寝る前にひとつずつ読んでみます。



老乱 久坂部羊

  • 2017.02.04 Saturday
  • 14:02

今日は母の誕生日。
91歳になりました。

母が長生きしてくれるのは嬉しいことなのに、めでたい!と思えないのは
母も認知症になっているせいでしょう。
それゆえにこの本を読んでみたくなりました。





本の帯に、 「他人事ではありません。
老い衰える不安を抱える老人、
介護の負担でつぶれそうな家族。
地獄のような日々から、
やっとひと筋見えてきた
親と子の
幸せとは・・・」と書いてあります。
私が初めて認知症(その頃はボケと言っていました)のことを知ったのは
有吉佐和子さんの恍惚の人でしたが
その文章も出ていました。
認知症にならない唯一の方法は
長生きしないことです。
しかし今や日本は高齢化まっしぐらですから安楽死法案でもできない限り、
親や自分が・・・と悩む人は多いでしょうね。私もです。
この小説では、認知症になりそうな父親がいよいよそうなってきて、
えらいこっちゃーと思っていたけれど
最後は孝行息子とやさしいお嫁さんの
お陰で幸せな最後の日々を送る・・・
いわゆるハッピーエンドとなっていました。
私たち母と子(兄妹)のハッピーエンドは
いつ来るのかわからない。
それも悩みのタネです。

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